…一つ一つ
先日、ご報告できなかった…
イーハトーブの地での、お話を少し。
9月、3日・4日と、岩手県の花巻で開催されました(公社)日本青年会議所 東北地区協議会 東北地区会員大会 東北地区青年フォーラム。
素晴らしい、設えで。
想いのこもった大会だったと思います。
東日本大震災から約6ヶ月とならんとしている、今。
温度差、格差が、広がっている…と、感じています。
じわじわと続く、ボディーブローのような苦しさや困難、あるいはPTSDのような心の傷…
そういったもので、どうしても前を向けない、心が折れてしまって…そんな人々もたくさんいます。
と、同時に。
歯を食い縛りながら。
一つ一つを、歩んでいる人々もいます。
どちらが、素晴らしい。
どちらが、正しい。
…ということでは、なく。
みんなが、同じ痛みを苦しさを感じた上で。
それぞれに、それを乗り越えようと、戦っている。
かたちは違えど。
歩む早さが違っていても。
一つ一つを、今という刻を。
あの日から、6ヶ月。
しかし、やはり、少しずつ、支援や向き合方も含め…熱が冷めてきている、現状も見えます。
そんな中で開催された、東北地区青年フォーラム。
その場には、福井会頭、井川次年度会頭当選者をはじめとした、(公社)日本青年会議所の役員が多数参加されていて。
また、相沢直前会頭をはじめとした、JCシニアクラブのみなさんも、多数…
つながり。
絆。
仲間。
…そのありがたさと暖かさに、また少しだけ、前を向くパワー、前に進むパワーに、なりました。
福井君に、『心折れたなんて言うなよ〜』って、言われた、何気無い一言、何気無い会話。
なんてことない、何気無い会話が。
それが、どれだけ暖かく、気が休まり、切り替わるか…自分なりに、実感もできました。
声かけ運動…じゃないけど。
仮説住宅でプライバシーを得られた反面、孤独を感じている人々もたくさんいるでしょう。
なんてことない、挨拶。
なんてことない、会話。
それが、これから先の、長い長い戦いの中で…
重要なファクターの一つになるな…なんてことも、考えたりしましたので。
今後の動きに、生かしますよ(^^ゞ
人生って、良いことばかりなんか、有り得ない。
事実は事実。
現実は現実。
それを…どうしていくのか?
現実の上で、事実の上で、そこからを!
改めて、そう感じられた、花巻の地でした。
イーハトーブは、降ってこない。
用意されない。
自らが、掴み取り。
自らが、築くもの。
素晴らしい、未来のために!
繋ぎ、紡いでいく…
本日は、私達、(社)だて青年会議所の、総会です。
次年度の決定…がなされ。
また、次のステップ、次の一歩へ…
一つ一つ、ですよね。
by datejc
| 2011-09-07 11:00
| 直前理事長ブログ