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刻は待たないからこそ……

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今日もまた一日が、終わろうとしています。

気づくと…時間はあっという間に過ぎていて。


あの時から…
ものすごく長い時間が経っているような…
曜日や時間の感覚が無くて…

同じ一日の中を、過ごしているような。
けど、もう、11日も過ぎていて。


目の前に、刻々とあらわれる…その壁や障害は。
私達の都合などお構いなしに、常に変わり続けていて。
状況も事態も、常に移ろっていて。

緊急な課題や、問題。
刻一刻と変化する現実。

今回の大災害においては。
国や県や各自治体…は、常に後追い後手後手となって。
『必要なタイミングからずれている』

マスコミも…
『ピントやタイミングがずれている』


タイミングがずれているがゆえに…
現実とギャップを生じ続けている。

それを目の前に、見続け。
目の前にあるから、もがき走り回り。
そしたら、また壁が現れる…
もがもが越えると。
横や後ろから、また壁が。

そんな日々を過ごしている気がします。


今回の震災は、間違いなく長期戦。
復興への歩み…それは、本当に、茨の道になる。

自身が生まれ育った地から…離れてしか生活出来なくなる人々。
もしかしたら、生まれ育った地に望んでも入れず一生を終えねばならないかもしれない…
そんな人もたくさん出るかもしれません。


生活の基盤、収入、糧…それが無ければ、現代社会では生きていけないですから…
ロジックで復興を考え。
『現実的に、自身の足で歩ける』
復興の道を。
生活の道を。
築いていかなければなりませんし。


これからの地域を。
これからの日本を。

…築き、背負い、担う、子供達や若者達に。

元気を活力を。

明日は明るいんだということを!
未来は『自分の一歩で、どうとでも築ける』のだということを!

子供達に、実感で見て感じてもらえる…
そんな復興の道も、同時に構築しなければいけないでしょう。


幾重にも複合した、災害で。
広大な地域に、深い爪痕を残し。

いつ抜けるかしれない闇の中で…
収束の先が見えない中で…

様々な、車輪を。
様々な、手法で。
同時に回し続ける…

それが、本当に『みんなが心から笑い合える明日、未来』を築くために。
必要だと考えます。


一人一人の力は、小さくて。
一人一人の一歩は、小さい。

私自身、日々…
自分の無力さ。
自分の弱さ。
自分の情けなさ。
うちひしがれてばかりだけれど…

元気に挨拶をして!
笑顔で接して!
前を未来をビジョンとして描き…
匍匐前進でも、指の先だけでも…前に進む。

それが
明日を担う子供達に。
今日までを築いてくれた先達に。
…未来を失い奪われてしまったたくさんの人々に、仲間に。
報い、捧げられる、私が出来ること。

心が潰されそうな中。
ナイーブで病弱なおっさんは(笑)
あの時から、なんか涙腺がぶっ壊れ通しですけど…
現実は、厳しいし、淘汰。

厳しいからこそ優しいのだけど…
優しさを、みんなに分けられるように。

厳しさや苦しさや辛さ…現実がどんなに過酷だろうとも。

『〜だから…』じゃなく。
『〜だったけど!』


そんな現実に出来るように!


私達一人一人は、小さくて。
弱いけれど。
みんなつながっている。
小さな優しさ、小さな一歩を…
みんなが同じ方向に向かい、未来を目指せば。


私達は、必ず、出来る。
間違いなく、絶対に、出来る(^-^)/


明日もまた一歩!
みんなで…
がんばろう!
だて!
福島!
東北!
日本!